キャリアアンカーについて、知識をつけて自己分析をしていくと、自分が8種類のうちのどの分類に該当するかを判断することは、それほど難しいことではありません。
これが自分の中で揺るぐことのない柱だという認識をして、転職先を選ぼうとしてもなかなか決まらないこともあるでしょう。
いかに分類がわかったとしても、転職に有効活用できなければ意味がありません。
分類がわかったのはあくまで出発点なので、それで満足してしまわないようにしましょう。
キャリアアンカーがわかったことをひとまず置いておいて、これからのキャリアについて考えることが大切です。
今後のキャリアについて分析し、それぞれにどんな仕事との付き合い方になるのかを調べてみましょう。
この情報収集によって、自分のキャリアアンカーに合っているキャリアがどれかを見出せるようになります。
キャリアの可能性に関する分析と必要な情報の収集を終えたところで、今一度キャリアアンカーの分類が何だったかを思い返してみましょう。
すると、このキャリアパスは合っている、この道は論外で自分の考えに合いそうもないなどといったことがわかるでしょう。
このような解析をすると、魅力的な道が自然と見出されてきます。
納得できる候補がないというときには、キャリアの可能性をもう少し広く捉えてみて候補を増やすのがいいでしょう。
そして、そのキャリアパスについて情報を集めてみるということを繰り返して、今後のキャリアを決めることが大切です。